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紙自体が軽く、空洞の構造がさらに軽量化を可能に。

ペーパーシリンダー(紙管)の素材は紙。そのうえ金属部の巻芯に紙を巻きつけて紙の筒にする製法から、中は空洞で、他の素材に比べて格段に軽い部材となっています。紙管を部材として用いることにより軽量化を図ることができ、必要な強度は紙の巻数によりコントロールすることができます。

 

《耐圧試験結果》
試験日:2014年1月28日(火)
試験場所:本州リーム㈱・試験室
圧縮スピード:10mm/分
ペーパーシリンダー(平巻紙管)
内径375mm×長さ405mm×厚さ4mm
(Kライナー280g/㎡×12巻)

 

試験NO圧縮強度(Kgf)歪量(mm)
4,725 3.9
4,634 4.2
4,841 4.7

img p0901

画像:試験画像:試験

 

厚さ 20mm で強度は木材と同程度。

img p0903ペーパーシリンダー(紙管)は中が空洞の構造ながら、内径 565mm、紙の厚さ 20mm で木材と同程度の圧縮 強度を得ることができます。
金属部材や木材に代わる部材として、建築の構造材などにも使われています。

内径・厚さ

内径は金属部の巻芯の太さによって変えることができ、当社では現在 225mm から 565mm の 内径に対応。巻きつける紙の厚さはスリッターによる切断性能の関係から、現在 1.7mm から 20mm まで対応しています。
※上記の内径・厚さを超えるものにつきましては、ご相談いただけましたらオーダーメイドでの作成を検討させていただきます。

img p0904

内径 225mm× 長さ 25mm
5巻き 厚さ 1.7mm

img p0905

内径 335mm× 長さ 300mm
15 巻き厚さ 5mm

img p0906

内径 355mm× 長さ 300mm
60 巻き 厚さ 20mm

長さ

長さ 1500mm まで対応。

当社のペーパーシリンダー(紙管)は平巻きによる製造のため、長さは金属部の巻芯の長さが最大となります。そのため現在 1500mm が最大で、それ以内でしたらミリ単位でのカットが可能です。必要な紙管の長さについてはご相談ください。

img p0908

内径 225mm× 長さ 25mm /5 巻き 厚さ 1.7mm

img p0909

内径 255mm× 長さ 300mm/15 巻き 厚さ 5mm

img p0907

内径 515 長さ 1500/8 巻き 厚さ 2.6mm

 

つなぎ加工により、数 10m の長尺紙管も可能。

紙管の端を絞り加工を施し、ジョイントすることにより長尺にすることが可能です。写真右は、3本のペーパーシリンダー(紙管)をジョイントしたものです。

img p0911

ジョイント部

内径 355mm× 長さ 1500mm 7 巻き 厚さ 2.3mm×3 個=4500mm

img p0910

加工例

1. 抜き型

パッケージ製造時などに使用する抜き型は、積層された木材を曲げ、刃を埋め込んで造られています。写真はこの木材の部分を紙に変えて試作したもので、加工し易く軽いので、後の作業性も向上させます。

img p0915

試作品一部(紙製)

img p0912

通常品(木製)

2. ダクト

img p0913片面段ボールを何重にも重ね、円筒形にした後、内外面にアルミラミネート加工を施したダクト試作です。空気を取込む構造なので、壁面に空気が留まるため、断熱効果が期待できます。軽量で、作業性も向上させます。

3. 展示会場の設営等に

img p0914展示会場の設営等にさまざまな展示会場ブースに、ジョイントした長筒を利用して表面に出力印刷物を巻き付け加工。紙製なので、軽くて作業性がよく、展示会終了後の廃棄も容易です。

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